道具 ハツる

コンクリ躯体にはGLボンドが強固に張り付いていたので、ハツって剥がす必要があった。

f:id:renovation0925:20180317213024j:plain

これは剥がし途中の写真。

f:id:renovation0925:20180317213343j:plain

写真左から

フラットチゼル 50㎜

フラットチゼル 40㎜

カットチゼル 75㎜

平タガネ 22㎜

いずれもモクバ印の小山刃物製作所製品。

カットチゼルの75㎜だと打撃が分散されるし、平タガネの22㎜だと集中されすぎて綺麗に剥がせない。フラットチゼルの50㎜がこの中で一番作業性が良かったように思う。

f:id:renovation0925:20180317214403j:plain

チゼルやタガネをこの石頭鎚で叩いておりました。

上は1.1㎏、下は0.9㎏。

1.1㎏で叩いていたら手首にガタが来たので、0.9㎏に替えてひたすら、青の洞門かってくらいひたすら叩いて今度は指にガタが来ました。

ということなので、石頭鎚やチゼルでの作業はお勧めできません。

 

GLボンド剥がしなら人力ではなく機械でハツった方が断然楽だし、早いです。

ハンマードリルは打撃を加えつつ回転してコンクリートに穴を空けるもので、機種によっては「回転のみのドリル」「回転と打撃のハンマードリル」「打撃のみのハンマー」と3モードに切り替えて使える物も出ています。写真の機種はMakitaが出している3モードのハンマードリルで一番小さいモデル。DIYには必要十分の能力を持って3万円しない。ビットはドイツのBOSCH社が開発したSDSプラスという規格で、写真のスケーリングチゼルを装着すればハツり作業、ドリルをつければコンクリの穴あけ、等ビットを替える事により色々な作業に対応できます。

f:id:renovation0925:20180317215049j:plain

 

約1週間ひたすら人力でハツってた作業が、この機械を使ったら1日で済む。石頭の振るいすぎで、右側に曲がった右手中指を見ながら、この記事を書いてます。

ハンマードリルは今後の作業で絶対に必要になるものだったので、早く買っておけば良かったと後悔しきりです。