道具 ハツる
コンクリ躯体にはGLボンドが強固に張り付いていたので、ハツって剥がす必要があった。
これは剥がし途中の写真。
写真左から
フラットチゼル 50㎜
フラットチゼル 40㎜
カットチゼル 75㎜
平タガネ 22㎜
いずれもモクバ印の小山刃物製作所製品。
カットチゼルの75㎜だと打撃が分散されるし、平タガネの22㎜だと集中されすぎて綺麗に剥がせない。フラットチゼルの50㎜がこの中で一番作業性が良かったように思う。
チゼルやタガネをこの石頭鎚で叩いておりました。
上は1.1㎏、下は0.9㎏。
1.1㎏で叩いていたら手首にガタが来たので、0.9㎏に替えてひたすら、青の洞門かってくらいひたすら叩いて今度は指にガタが来ました。
ということなので、石頭鎚やチゼルでの作業はお勧めできません。
GLボンド剥がしなら人力ではなく機械でハツった方が断然楽だし、早いです。
ハンマードリルは打撃を加えつつ回転してコンクリートに穴を空けるもので、機種によっては「回転のみのドリル」「回転と打撃のハンマードリル」「打撃のみのハンマー」と3モードに切り替えて使える物も出ています。写真の機種はMakitaが出している3モードのハンマードリルで一番小さいモデル。DIYには必要十分の能力を持って3万円しない。ビットはドイツのBOSCH社が開発したSDSプラスという規格で、写真のスケーリングチゼルを装着すればハツり作業、ドリルをつければコンクリの穴あけ、等ビットを替える事により色々な作業に対応できます。
約1週間ひたすら人力でハツってた作業が、この機械を使ったら1日で済む。石頭の振るいすぎで、右側に曲がった右手中指を見ながら、この記事を書いてます。
ハンマードリルは今後の作業で絶対に必要になるものだったので、早く買っておけば良かったと後悔しきりです。