解体ゴミの処分について 2
解体ゴミの処分について、補足です
環境省からのお達しで、
産業廃棄物を収集運搬する際には、その運搬車の両側面に次の項目を表示しなければなりません。
1、産業廃棄物を収集運搬している旨の表示
2、排出事業者名
表示も決まりがあって
「産業廃棄物収集運搬車」という字は5㎝以上の大きさ
手で隠しているのは自分の氏名で、これは3㎝以上の大きさ
で表示しなければなりません。
不法投棄が多い昨今、対策の一環だと思います。誰も注視してないと思いつつも、個人名が入ってると恥ずかしいものがあります。
前回はざっくりと書きすぎましたが、下関市の処分場についてもう少し詳しく。
不燃物→吉母管理場
可燃物→奥山工場
というように、下関市では二か所の処分場が設けられております。
吉母管理場
これは入り口の計量所です。
手前の秤で荷物を載せたままの車重を量って、奥の秤で空荷の車重を量り、その差の重量で処分代金が決まります。奥山工場も同じです。
見ての通りの埋め立て地で、コンクリートガラ、ガラス、金属、廃プラスチック、等々の置き場所がそれぞれ決まっており、職員の誘導でゴミを降ろして回るシステムです。
奥山工場
こんな感じで、職員の指示のあった場所にゴミを降ろします。
金具や釘などの金属類は全て外さないと受け付けないと聞いてましたが、実際は外さなくても大丈夫でした。小さな金属はそのまま燃えるので問題ないとの事です。
面積60㎡、解体ゴミをほぼ出し切った状態で、
重量合計は1850㎏、
民間の処分場も利用したので実際の処分費は¥55,360
全部、市の単価で計算したら¥29,260
単純な処分費だけだと、ざっとこんな感じで収まりました。
ご参考になれば。