床下地作り 3
初っ端から失敗した写真です。
北側部屋への入り口、これでは部屋境目の強度がどうやっても出ないことに気が付きました。失敗。
まず、キワ部分に盛り上がっていたコンクリートをハツって大体の水平を出して
北側部屋の根太を、リビングの根太とぶつける準備です。
ベニヤ板で不陸を調整しつつ、根太を支える木材をコンクリートスラブに固定して、その上で北側部屋とリビングの根太をぶつけています。
なんとか強度は出ていると思う。
水道管の関係上、根太の支えが入らない部分は、ステンレスのコーススレッド120㎜で木材同士を横から縫いつけます。
なんとかこんな感じ。
断熱材を敷き込んでこんな感じ。
もう一つ失敗
写真のように、壁際は無視して水平部分のみに根太を張ってしまっていたが、ここには引き戸のレールが載ってくるので、強度が必要になる。
なので、全部やりなおして根太を壁まで伸ばしました。
上に載るものを想像して、下から考えていく事。自分でも笑ってしまうのだけど、この部分が完全に抜け落ちておりました。
南側部屋への入り口部分の根太。なんとか強度を出そうとする努力はくみ取ってもらえるかと思う。
リビングへの入り口部分の根太。入り口は必ず繰り返し人が通る部分なので、やりすぎぐらいの気持ちで根太を張りました。
ずっと見て見ぬふりをしていた、洗面所。
どうやって水平を出せばよいのか、無い知恵を絞って頑張りました。
解体前のこの部分は水漏れのせいで床が完全に腐り落ちており、水で腐りやすいであろうベニヤ板で不陸を調整したくなかったので、ホームセンターで見つけたゴム板を使う事にしました。
100×100㎜で厚さは20㎜、10㎜、5㎜、3㎜、おあつらえ向き。
あと、ビスコンとコーススレッドも水で錆びにくいであろうステンレスを用意。
先ほどのゴム板で不陸が調整できないところは
切込み深さを調整した丸ノコで、櫛目のような切れ込みを入れ、
本当はノミで削り取りたいところだが、手元にないので自在鋸で小細工。
それらを組んで、なんとか水平を出していきました。
あと、木材同士は一体化するように考えてコーススレッドで縫い付けてます。
洗濯機排水の関係上、床を一段上げる形で下地が完成。
なんとか形になった。ふぅ。
もう一つ、水道、排水管の立ち上がり部分の捨て貼りはこんな具合にくりぬく必要がでてきます。
捨て貼りなので、そこまで綺麗にくりぬく必要は無いと思います。
インパクトにつけた木工錐でくりぬきたい円の内周に沿って穴を開けていき、その穴同士を自在鋸でつなげていく手順です。
なんとか、床の下地は一段落ついたと思う。
次は壁の下地作り。はやくも頭が痛い。