手直し色々
色々と不具合が見つかってきたので、その対処について。
色々と考えたつもりで組んだ床下地ですが、針葉樹合板を貼って上を歩くと太鼓のように音が響く!
全ての床が同じ状態なら良いのですが、この部分だけ足音が響くとなるとやはり話が変わってきます。
対処といっても、音の原因となっている空洞にモルタルを充填するだけです。
左官道具一式。
そして、
インスタントセメントを用意しました。
釈迦に説法かもしれませんが、基本から。
モルタルは セメント1に対して砂2〜3 水適量を混合したもの。
コンクリートは セメント1、砂3、砂利4〜6 水適量を混合したもの。
セメントと水を混合したものはノロと呼ばれ、小さな隙間を充填する時などに使います。モルタルやコンクリートの混合比は用途によって色々と変わってきますが、ざっくりとこんな感じです。DIYではあまりコンクリートの出番はないと思いますが。
で、今回はモルタルで空洞を充填するのですが、ホームセンターにはすでにセメントと砂をちょうど良い割合で混ぜたインスタントセメントという商品が売っております!
水を適量足して混ぜるだけ。セメント、砂をそれぞれ買った場合よりちょっと高くなりますが、小さな箇所の施工では無駄が出にくいインスタントセメントがオススメです。
水が浮いている状態では基本何をしても無駄なんで、ある程度乾燥するまで待ちます。
水分量によりますが、だいたい数時間。
水が引いたら、鏝で均します。
汚い仕事で恥ずかしいのですが、目に見えない部分なのでこんな感じで良しとしました。
目に見える部分であれば、木鏝でざっくりならした上で、金鏝仕上げなどが必要になるかと思います。
モルタルがある程度乾いたら、断熱材をはめ、針葉樹合板を貼って対処完了です。
結果、太鼓のように響く足音もなくなりました。良かった。
もう一つ対処が必要なのは、壁に出ているセパレーターのサビ。
ペンキを塗っている時から嫌な予感はしてましたが、案の定。
サビの有る無しに関係なく、壁にセパレーターが出ている部分のペンキをサンダーで削り取ります。
削って露出させた金属部分にサビ止めを塗布します。
サビ止めが乾燥したら、ペンキを塗り直して完了。
今回の手直しですが、初めからやっておけば二度手間、三度手間しなくて済んだことでした。
まぁ失敗しても、そこから色々な対処法を学べるので前向きに考えていきたいと思います。