解体・壁2
キッチン左側の壁を壊していく。
この不自然なでっぱりは、図面を確認すると北側和室の物入れとなっていた。今回は南北への風通しを良くするため、文字通りここをぶち抜いていく。
石膏ボードを剥がすと、木材の枠組みとべニアが出てきた。
大ハンマーでぶったたいて解体するのも有りかと思うが、後の片づけを考えると作られた手順の逆を辿って解体するのが良い。
また前回も書いたが、市の処分場では木くずの受入基準も下記の通り設けられている。
・棒状のものは長さ150㎝×直径20㎝以内に切ってください。直径20㎝を超える場合は 長さ20㎝で輪切りにして下さい。
・板状のものは長さ150㎝×幅90㎝以内に切ってください。
なので、これらの条件を満たすように切断、解体する方法が一番無駄がない。
解体に使った鋸。
ゼットソー265 横挽き
ゼットソーハンディ200 縦横斜め挽き
鋸には木目と直角方向に挽く横挽き、と木目と平行方向に挽く縦挽き、そしてその二つに斜め挽きまで足されたものが売っている。
解体時には狭い箇所で斜めに切らなければならない場面も多々あるので、全方向に挽ける下の鋸が大活躍した。オススメです。
あと、木材には釘が食い込んでいるので、木材と一緒に釘まで鋸で挽かぬように注意が必要。一発で刃がダメになります。
無事、風通しが良くなった。