2018-01-01から1年間の記事一覧

トイレ・洗面・脱衣所

これは改装前の写真。 左側手前に洗面所兼、脱衣所が。 奥にトイレ、そして右側に北側和室への入り口。 それぞれがドアで仕切られ、風も通らなければ光も通らない、せせこましい空間になっておりました。 個人的に一番変えたかったのはこの部分で、 賛否両論…

F☆☆☆☆

シーラー ペンキ コンクリートボンド 断熱材 ミラフォーム 床下地 構造用合板 壁材 ラワン合板 天井材 ラワン合板 キッチン天板 木工用ボンド あらゆる材料に表記されているF☆☆☆☆。 エフ・フォースターと読みます。 一昔前に随分と問題になっていたシックハ…

賃貸物件

当の本人が住むつもりで、素人なりにリノベーションをしているというスタンスで書いておりましたが、途中から賃貸で、人様に借りてもらうことを視野に入れて工事を進めております。 きっとこのブログを読んで疑問を持ってくれた方もいるかと思いますが、そん…

キッチン 2

解体前には、幅1800×奥行き600×高さ800 の旧公団仕様のものが使われておりました。 解体後は自由にキッチンを設置できるという訳ではなくて、排水位置や冷蔵庫設置スペース、それら諸々の条件で、大きさ、シンクやコンロの位置は自ずと決まってしまいます。 …

キッチン 1

住まいの中心となるキッチン、色々と制約が多い場所でもあって当初の計画から二転三転した部分です。 火を扱う箇所なので、防耐火に係る建築基準法が絡んできます。 解体時にコンロ上部の棚底面に石膏ボードが貼られていたのを記事に書いていたかと思います…

天井貼り

天井貼りを素人一人でやりきるのはちょっと難しいと思う。 まず、必要な専用道具が多い。 そして専用道具が無いとなると、作業員が二人必要になる。 もし一人で作業をするのなら、片手で調整できるこんな突っ張り棒が絶対必要。 そして、玄翁で上を向きなが…

埋める

コンクリート躯体が歪んでいるので、棚との間にこのような隙間が生まれている。 これをシリコンでコーキングします。 下準備として埋めたい溝の両サイドをマスキングテープで養生します。 キワから1㎜ほど外側のイメージ。 それで幅が広い部分は シリコンが…

壁貼り 3

化粧板を貼る時は、まず良く人が立つ場所からの視線で、その一番奥に当たる部分から貼っていくのが基本となります。 この部屋の場合は一番奥の壁からです。 部材同士の接合部ですが、数ミリの隙間が空くのが当たり前で、これを鉋で加工して、どれだけピッタ…

木材加工

大工さんが、丸ノコ用の定規を作ってくれました。 余った5.5㎜厚のラワン合板をボンドで接着して、例のカクシ釘で仮止めして作られたものです。幅を広めに適当な寸法で作っても、出っ張った部分にガイドを沿わせて一度切断すると、それがそのまま切った丸ノ…

壁貼り 2

すでに大工さんに借りたエア工具を使ってラワン合板をバシュっと固定してしまっているのですが、ブログの題名にDIYと銘打ってしまっているので、なるべく誰もが持っているであろう道具を使って壁貼りをしてみます。 まず、部材の用意はいつもの通りです。そ…

壁下地作り 2

頭を悩ませていたユニットバス周りの壁下地ですが、素人には無理だと判断して大工さんにお願いしました。 もちろん、全部を理解しているわけではないのですが、個人的に気づいた部分を書いて行きます。 こんな金物で天井躯体に打ち込んだアンカーボルトと天…

壁貼り 1

今回はラワン合板をそのまま壁の仕上げ材として使います。 丸ノコの記事でも書いた事ですが、切断時は上面に写真のようなバリが出るので、 化粧面を下にして切断しましょう。 ついでにノコギリは引く方向にバリが出るので、同じように注意が必要です。 これ…

かつて北側和室への入口だった箇所ですが、ただ塞いで壁にするのでは芸が無いので洗面やトイレで使う物を置ける棚を作り付ける事にしました。 すでに組み立てた棚が奥に写ってしまってますが。 棚の作り方、凄く簡単なものですが書いていきます。 材料はホー…

手直し色々

色々と不具合が見つかってきたので、その対処について。 色々と考えたつもりで組んだ床下地ですが、針葉樹合板を貼って上を歩くと太鼓のように音が響く! 全ての床が同じ状態なら良いのですが、この部分だけ足音が響くとなるとやはり話が変わってきます。 対…

壁下地作り 1

南側部屋 押入れの造作は壊さず、長押(なげし)風の装飾もそのままに、和室の雰囲気を残しつつ壁を作っていく。 長押(風)はベニヤ板をスペーサーにして固定されていた。 コンクリートへの木材固定はこの方法が一番楽なんだと思う。 長押の溝に壁材として…

消耗品

消耗する道具について。 使い物にならなくなったコンクリートドリルビット。 左の二本はSDSプラス規格を開発したドイツのBOSCH社製品。もちろんドイツ製。 右の三本はミヤナガのデルタゴンビット、日本製。 いわば純正品ともいえる、BOSCHのものは折れずに焼…

床下地作り 3

初っ端から失敗した写真です。 北側部屋への入り口、これでは部屋境目の強度がどうやっても出ないことに気が付きました。失敗。 まず、キワ部分に盛り上がっていたコンクリートをハツって大体の水平を出して 北側部屋の根太を、リビングの根太とぶつける準備…

道具 丸ノコ

木材を切る作業で大活躍するのが電気丸ノコ。 リノベーションスクールで学んだことや、作業をしてみて感じたことを書き綴りたいと思います。 実家に置いてあった電気丸ノコをそのまま使っているので、今回は使った感じのみで書いていきます。 外径は125㎜、…

プラスビット

インパクトドライバーにセットするプラスビットについて。 何が違うかというと、サイズ。 赤が 2 青が 3 のサイズです。 ちなみに日本で売っているほとんどのプラスネジはアメリカのフィリップス・スクリュー社が出した規格のもので、よく商品表示についてい…

床下地作り 2

南側和室、フローリングにする為に根太を並べた状態。 この根太を固定後、その間に断熱材、ミラフォームをカッターナイフで切って嵌めていきます。 断熱材の大きさは910㎜×1820㎜。 なるべく材料を大きく使う事を心掛ければ、カッターナイフで切る回数も減る…

床下地作り 1

床下地を作る経過を書いていきます。 何が正か判らない中、自分なりに考えて進めた事であるので間違いも多々あると思います。あくまで参考として読んで下さるとありがたいです。 まず、施工面の清掃から始めました。 恐らくはどんな仕事も清掃で始まり、清掃…

材料選び 断熱材

以前の床はコンクリートにクッションフロアを貼ったのみでした。1階なので冬はさぞ寒かったろうと思います。 今回は床下地を作る段階で断熱材を入れる事も可能なので、やってみる事にしました。 グラスウールという選択肢もありますが、根太の間にぴっちりと…

材料選び コンクリートビス

木材の根太をコンクリート床にどうやって固定するか、 方法はいくつかあったので、検討しました。 1、コンクリート釘 まず打ち込むのが難しそう。釘の頭が根太の表面より出ていると、針葉樹合板を貼る際の障害になる。ハンマーで打ち付けた瞬間釘の頭が弾け…

材料選び 根太

床下地を作るにあたり、まず根太に使う木の選定から。 この写真はベランダ窓の下枠高さ、で床の高さをこの木枠の高さまで上げ、文字通りの掃き出し窓にしたいなと考えておりました。 床の高さというのは、捨て貼り工法の場合 床高さ = 根太厚さ + 針葉樹合板…

材料と尺貫法

コンクリートスラブの上に根太木を敷き、その上に針葉樹合板を捨て貼りする工法、いわゆる「捨て貼り工法」で床下地を作っていきます。 まず、捨て貼りに使う針葉樹合板は3×6(サブロク)と呼ばれている規格、大きさは910㎜×1820㎜、この寸法が基準になりま…

外注工事について

どのような形で水道、ガス、電気を使いたいのか。そこから整理していきます。 〈現況 → こうしたい〉 ・古いユニットバス → 新しい物に交換したい。 ・古い洗面台 → 新しい物に交換したい。 ・古いキッチン → 新しい物に交換したい。 ・古い洗濯機パン → 新…

ペンキ塗り

まずは塗る面積の計算。 窓や壁を作る予定の場所など、塗る必要のない面積を引きつつ計算をする。 約57㎡と面積が出たので、その面積が塗れる十分量のペンキを用意しなければならない。 そしてペンキの選定。 学校の壁のような質感が欲しかったので、この商…

解体ゴミの処分について 2

解体ゴミの処分について、補足です 環境省からのお達しで、 産業廃棄物を収集運搬する際には、その運搬車の両側面に次の項目を表示しなければなりません。 1、産業廃棄物を収集運搬している旨の表示 2、排出事業者名 表示も決まりがあって 「産業廃棄物収…

道具 ケズる

金属やGLボンドを削るのにディスクグラインダーを使いました。 汎用性の高いものなので、かなり市民権を得ている道具なのではないかな。 サンダーと呼ぶ人もいるけど、厳密にはディスクグラインダー、らしい。 左から 金属切断用 コンクリートサンダー ワイ…

解体・天井

天井の解体。 まずはヘルメットを被り、ゴーグルとマスクを装着して作業を行う。 昭和な感じの模様が入った石膏ボードはそれほどの苦も無く、外れていく。 天井板を外したら、写真のような下地材が出てきた。 当初は下地材も外してペンキ塗装を予定していた…