消耗品

消耗する道具について。

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使い物にならなくなったコンクリートドリルビット。

左の二本はSDSプラス規格を開発したドイツのBOSCH社製品。もちろんドイツ製。

右の三本はミヤナガのデルタゴンビット、日本製。

いわば純正品ともいえる、BOSCHのものは折れずに焼き切れるように駄目になる。

ミヤナガのものはボキッと折れるイメージ。

一番右のドリルビットは、木材に喰い込んだのを無理に抜こうとして曲がってしまった。

BOSCHの溶けた原因は、おそらく鉄筋にぶつかったのだと思う。

ミヤナガの折れる原因は、コンクリート骨材の砂利に噛んだのだと思う。

そしてなにより、駄目にする一番の原因は下手だから。

 

作業に慣れてくると鉄筋にぶつかった感触や、砂利に噛んだ感覚もなんとなく解ってきた。いきなりドリルをフル回転させるのではなく、ちょっとづつ小刻みにトリガーを引く感じでやると、異物にぶつかった時に違和感を感じる事ができる。5本もダメにしてあまり説得力が無いかもしれませんが。

 

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ドライバーでおなじみのベッセル社のプラスビット。

やっぱり高トルクで使いまくっているので、爆ぜてしまう。

基本的にビットは消耗品と考えるべきで、値段と品質のバランスが良いのはもちろん、どこでも手に入るのが重要だと思います。

その点、ミヤナガのデルタゴンビットやベッセルのプラスビットは値段も丁度良く、どこでも手に入る優秀なものです。

 

あと流通の不思議で、同じ金額でホームセンターだと2本なのに、金物屋だと3本買えたりします。

なので、良く使うものは金物屋でまとめ買いしとくのも良い手だと思います。