道具 ケズる
金属やGLボンドを削るのにディスクグラインダーを使いました。
汎用性の高いものなので、かなり市民権を得ている道具なのではないかな。
サンダーと呼ぶ人もいるけど、厳密にはディスクグラインダー、らしい。
左から 金属切断用 コンクリートサンダー ワイヤーブラシ
これはコンクリートの躯体を作る時、型枠を緊結する為に使うセパレーターという部材の一部。出っ張りが危ないので金属切断用のディスクを使い削る事にした。
金属切断用を使えば、平面にならす事が簡単に出来る。
これはチゼルと石頭でGLボンドをあらかたハツった後の写真だが、見ての通り残骸が結構残ってしまっている。この残骸をコンクリートサンダーで削り取り、ワイヤーブラシで磨いて仕上げをした。
このように、ディスクを替えるだけで色々できます。
機械によって使えるディスク径が100㎜、125㎜、150㎜、180㎜と決まってきます。ホームセンターで色々な種類のディスクが手に入る、100㎜の機械を選ぶのが良いと思います。
個人的にツボなのが、金属切断用のこのディスク。
あの食器のノリタケさん?色々作ってるんですね。
ディスクグラインダーは素人でも扱いやすいが、かなり危険な部類に入る電動工具だと思います。ディスクが高速回転するので巻き込まれたら大怪我をするし、コンクリート研削時にはかなりの粉塵が出ます。金属切断時は火花が散り、切粉(微細な金属片)が眼球に刺さる事が良くあります。使用時は必ずゴーグルをして、火傷対策に皮手袋をし、使用後そのままの手で目を擦ったりしないように。また火花(切粉)の飛ぶ向きを考えたポジション取りも安全対策として重要だと思われます。