外注工事について
どのような形で水道、ガス、電気を使いたいのか。そこから整理していきます。
〈現況 → こうしたい〉
・古いユニットバス → 新しい物に交換したい。
・古い洗面台 → 新しい物に交換したい。
・古いキッチン → 新しい物に交換したい。
・古い洗濯機パン → 新しい物に交換したい。
・屋外の給湯器での給湯は風呂のみ、キッチンは湯沸器 → 屋外の給湯器で風呂、洗面、キッチンの3点給湯にしたい。キッチンの湯沸器は撤去したい。
・二口のコンセント → 四口のコンセントに交換したい。
何をどうしたいかが決まったら、業者さんに説明をし、上記の施工が可能かどうか確認していきます。自分の場合は着工前に一回目、建物の構造が判明する解体後に二回目の現場打合せを行い、細かいところを詰めていきました。
解体後に水道管の状態を確認してもらった結果、新たなものに引き換えた方が良いだろうとの判断で、PSの元栓から新設の水道管を引く工事も追加しました。
水道、ガス、電気と全部別々の業者にお願いしているので、ぞれぞれの工事内容を確認し、調整していきます。
ガス
・ユニットバス下のスペースを通って屋外へガス管敷設
・屋外給湯機新設
・屋外給湯器へのガス管つなぎ込み
・キッチンの湯沸器用のガス管撤去
水
・旧ユニットバスから水道管、排水管切り離し
・旧水道管撤去
・PSからのコア抜き 及び新水道管敷設
・洗濯機用水道管の敷設
・新ユニットバス設置と水道管、排水管つなぎ込み
・洗面台への水道管・排水管敷設 及びつなぎ込み
・キッチンへの水道管・排水管敷設 及びつなぎ込み
・洗濯機パンへの排水管敷設 及びつなぎ込み
・給湯器への水道管つなぎ込み
電気
・コンセント位置移動
・コンセント交換
まず、確認するべきところは、複数の業者が絡む部分です。
今回はユニットバス周りと給湯器です。
ユニットバスが据わったらガス管が敷けなくなるので、ユニットバス工事が入る前に、ガス会社にガス管敷設工事を行ってもらいます。
一番手前から走っているのがガス管。白が水、ピンクがお湯の配管です。
このようにユニットバスが据わる前に配管工事を完了してもらってます。
ユニットバスが据わった状態。
屋外給湯器への配管。給湯器はガス会社で設置してもらいます。現在手配中で、屋外給湯器設置後、水道会社にて給水、給湯の配管をつなぎ込んでもらいます。
キッチンへ向かう給水、給湯配管。
配管と干渉しないように、床の根太を貼ってます。配管経路は事前に打ち合わせが必要な部分です。
キッチンへの給水、給湯、排水管の立ち上がり。
フローリングの仕上がり高さはコンクリ床より72㎜上がる予定なので、それ以上の高さで立ち上げてもらってます。
この立ち上がり位置を決めるには、設置するキッチンの図面が必要になります。洗面台も同じです。 自分でキッチンや洗面台を用意する場合は、当然図面もこちら側で用意しなければなりません。
電気の配線やコンセント交換は天井や壁が仕上がる前で大丈夫との事なので、まだ先になります。床下地が仕上がって、壁下地が完成する頃に工事依頼を出す予定です。
本来の施工管理は業者さんに迷惑がかからないよう、シビアな調整が必要なものです。この物件は工期をきめておらず、作業員も自分、材料もその都度手配、とこれ以上ないほど緩い状態ですすめております。今回は、このようなやり方に理解を示してもらえる業者さんなのでなんとかなっております。 その点だけはご理解下さいますよう、お願い致します。