埋める

コンクリート躯体が歪んでいるので、棚との間にこのような隙間が生まれている。

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これをシリコンでコーキングします。

 

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下準備として埋めたい溝の両サイドをマスキングテープで養生します。

キワから1㎜ほど外側のイメージ。

それで幅が広い部分は

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シリコンが奥まで入り過ぎない様に、バックアップ材と呼ばれる発泡スチロール的でチューブ的なものをはめ込んできます。深さは1㎝くらいまで。

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そして、プライマー。

ペンキ塗りでも下地剤の重要性を書いてきましたが、ここでも下地剤が大切。シリコンコーキングは二面接着なので、溝の両サイドに塗ります。

 

壁や天井の下地作りのみならず、全ての仕事は下地作りが命です。

 

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こんなコーキングガンを使って充填する。

変成シリコンは乾くのが遅いらしく、手直しが効き易いとの事です。

木工用ボンドにも言える事ですが、無理に速乾のものを使わず、ゆっくり乾くものを使ったほうが手直しの際に有利です。

 

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素人なんで、こんな感じです。

ちなみに塗り過ぎ…

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こんなヘラを使って均すのですが、最終的には指の腹を使いました。

指先には神経が集中しているので、シリコン均しに良い仕事をします。汚れるけど。

 

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あとはマスキングテープを剥がしたら完成。

素人がやっても、悪くない仕上がり。

 

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あと、大工さんに教えてもらった穴うめパテ!

今まで気になってたコンクリート躯体の巣

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こんなのがあったら良いのになー、のsolutionが確実に用意されているという、建築資材の充実度!

 

建築業界の奥深さを垣間見た気がしました。