材料選び コンクリートビス

木材の根太をコンクリート床にどうやって固定するか、

方法はいくつかあったので、検討しました。

 

1、コンクリート

まず打ち込むのが難しそう。釘の頭が根太の表面より出ていると、針葉樹合板を貼る際の障害になる。ハンマーで打ち付けた瞬間釘の頭が弾け、それが眼球に当たり失明したという話を聞いたことがある。 怖いのでコンクリート釘は無し。

 

2、コンクリートプラグ

ハンマードリルで空けた下穴に、プラスチックや鉛製のプラグを挿しこみ、ビスを打ち込むことによりプラグがコンクリート中で広がって固定される。確実性を求めるのであれば、この方法が一番だと思われる。

 

3、コンクリートビス

ハンマードリルで空けた下穴に、直接コンクリートビスを打ち込んで固定。プラグに比べ手数が少なくて済む。根太の固定なら強度的に問題なさそう。

 

とのことで、コンクリートビスで固定する方法を選びました。

コンクリートビスと一口で言っても色々な会社が出していて何が何やら、

現場でコンクリートビスの事を「ビスコン」と呼んでいたことを思い出したので選んでみました。

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ビスコンはヤマヒロの商標で、バンドエイドはジョンソン・エンド・ジョンソンの商標だった、的な感じの商品だと勝手に解釈してます。

 

 

商品表示について詳しく

 

形状「サラ」

頭の形状の事で、木材に確実に打ち込むにはこのサラになります。「ナベ」もありますが、これは打ち込んだ時に木材表面に突起ができるので、今回の使用には向いておりません。

 

 

サイズ「6×75㎜」

www.yamahiro.com

・ヤマヒロの説明によると、下穴はねじ込み深さ+10㎜が必要。

・コンクリート床の鉄筋被り(鉄筋までのコンクリート厚さ)は規定では30㎜、おそらくは40㎜あたりで入っていると思われる。

・ハンマードリルの刃は鉄筋にぶつかると焼き切れる可能性が大きいので、それは防ぎたい。

75㎜の長さだと根太の表面まで打ち込んだとして、根太厚さ分の45㎜を引いた30㎜がコンクリートにねじ込まれる計算。下穴はそのねじ込み深さ30㎜+10㎜なので、40㎜の深さが必要。

 

鉄筋まではギリギリ届かない中で選べる、一番長いビスコンが75㎜、という根拠で選択してます。

 

 

仕上げ「三価シルバー」

めっき処理の方法。ステンレス製のビスコンになるとこの仕上げが「パシペート」になります。水回りにはパシペートが良い様ですが、値段が三価シルバーの倍します。

 

 

ドリル径「5.3~5.5㎜」

ビスコンの径が6㎜なので、これ以上の下穴だとガバガバで固定できません。

自分は下限の5.3㎜を選びました。

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https://www.amazon.co.jp/gp/product/B001HN6G0M/ref=oh_aui_detailpage_o05_s00?ie=UTF8&psc=1

ドリル刃は径だけでなく、長さも色々あります。根太を含んだ深さまで届くものを選ぶ必要があります。